2013年11月28日木曜日

Canon 35mm f1.5 分解整備

兄貴から50mm f1.2と交換レンタル中です。
以前から鏡銅が「カタカタ」しており、彼が「持病」と言っておりました。


で、ピントリングをしっかり持って、鏡銅を揺らすと、後玉の脇にあるカニ目も一緒になって動きます。
アレ?

50mm f1.2と同じ構造なんでは??

と、言う事で〜

早速分解します。

このブログを見て自己修理されて、レンズがダメになってしまっても、当方は責任を負えませんので、悪しからずご了承下さいませ。




オープナーをかけてみると...。

エ??


締まっていないw

爪楊枝で回る〜

嗚呼...。

分解しないで放置していたら、いずれ...。
危ない!!


てな感じで、いとも簡単に〜

分解完了!

やはり、予想通り、50mm f1.2と構造がクリソツ。
組み立てる時は、左の鏡銅の横にあるネジを、右のヘリコイドにある黒いパーツの隙間に嵌めます。

ヘリコイド内面、鏡銅表面にある、何十年の間に溜まった汚れを落とします。

奇麗になりました。

このレンズは中が奇麗なので、このまま組み立てします。

上の写真の指示通りに組みます。

組み上げる時に...。

内部にコーティング剥がれを発見w
ま、撮影には影響無いと。

締め上げておしまい。

前オーナーが行ったと思われる、ネジ山、カニ目の欠けがあり、非常に怪しかったですが、今回の部分が緩むのは、本当に「持病」なのかもしれません。

整備の結果、鏡銅の大きな動きは殆ど消失しました。
わずか動く感じはありますが、以前とは比べ物になりません。


しかし、絞りリングにもガタあり。
50mm f1.2と構造が本当に似ているので、なんとか出来ると考えました。
絞り、ヘリコイドをそれぞれリンクさせる留め具(名前が解らない)を締めて更にガタを無くしてみます。

もう一度分解。
歯科用のプライヤーで締めます。
お気付きだと思いますが、この方法だと、根元の隙間は締める事が出来ません。

外します。

ここに嵌まるので、ギチギチに締めます。

鏡銅の脇についている、コレ。
ヘリコイド側の当たる部分にパーツが付いていました。
しかし、絞り等の内部構造を抑える部品だと、大変な事になるので、弄るのを辞めます。

絞りリングのガタは、リンクさせる金具の抑えている部分が開いているから。
一旦外して隙間をギチギチに締めます。
留め具の上に真鍮の細いリングがあります。
恐らく此れは、Jupiter3と同じで、ピントを合わせるためのものだと思われます。
無くすと大変な事になりますので、注意しましょう。

ほんの極くわずかだけガタがありますが、ほぼ皆無と言ってイイと思います。
古いレンズと考えて見ると、しゃーないかなと。

ま、フィルターのレンズも動いちゃって「カチカチ」言うし...。

ほ〜ら、バッチリでしょ!!

今回修理してみて解ったのは、押さえ金具が使っているうちに開いてきて、隙間が増えるので鏡銅、ピントリングのガタとなってしまう。
構造の限界ですね。


また、ヘリコイドのグリスがやたらとかたくなっていたので、重過ぎず軽くなりすぎない、絶妙の硬さにファインチューニング。
適度なトルク感を残しました。
こういう古いレンズはやりすぎるとグリスが抜けます。

あんまり気にせず、程々に...。
最後に、ヘリコイド押さえをきっちり締め、撮影中にレンズ部分がポロリって事は無いようにしました。
そんな事が起きたら心臓が止まってしまうw

皆様もきっちり点検、整備して、素晴らしいカメラライフをどうぞ!!


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